ハイブリッドサーフボードとは？ミッドレングスともショートとも呼べない新しいサーフボードカテゴリー
本記事はnanazeroサーフボードのPRを含みます。
こんにちはnanazero編集部です。サーフボードには様々な種類がありますが、ショートボード、ミッドレングス、ロングボードの3つにカテゴリー分けされることが多いです。
しかし、実際には上記3つのカテゴリーだけでは分類できないサーフボードが多いのも事実です。
nanazeroのサーフボードカテゴリーにも「ハイブリッド HBシリーズ」があります。
まだ日本では、ハイブリッドサーフボードのカテゴリーは一般的ではありませんが、本記事ではnanazeroの「ハイブリッド HBシリーズ」の特徴についてまとめていきます。
1.ハイブリッドサーフボードとは？
ハイブリッドとは、異なるものを組み合わせることを意味します。
日本では、エンジンとモーターの動力を組み合わせたハイブリッド車両をイメージすることが多いと思います。
ではサーフボードも異なる素材を組み合わせたもの？
と想像してしまうかもしれませんが、そうではありません。実はハイブリッドサーフボードの定義はまだはっきりとはしているわけではないのです。
海外のサーフブランドの中には、レトロフィッシュ、ショートボード、ミッドレングスも含めてハイブリッドにまとめている事例もあります。
しかし、それではハイブリッドの中に多くのサーフボードが含まれてしまい、余計に混乱してしまいます。
nanazeroのハイブリッドシリーズは、沢山の種類をごちゃ混ぜにしたカテゴリーではなく「ショートボードとミッドレングスの良いところを組み合わせたサーフボード」を「ハイブリッド HB」と分類しています。
1.1 ショートボードとミッドレングスの良い特徴を組み合わせるとは？
ショートボードはコントロール性能が高く、波の斜面を上下に動いてサーフィンすることができます。
またダックダイブ（ドルフィンスルー）ができるため、波の下を潜ることで簡単に沖に出ることができます。
その代わり、サーフボードが小さいためパドリングの推進力が弱く、波キャッチ力も低いため、テイクオフの難易度が高いという特徴があります。
ミッドレングスはショートボードに比べて、推進力を作りやすく、波キャッチ力が高いため、テイクオフが簡単であることが大きなメリットです。
またミッドレングスは、波の斜面を左右に動いて大きなラインでサーフィンができる楽しさがありますが、コントロール性能はショートボードに劣ります。
そして、ダックダイブ（ドルフィンスルー）がむずかしい場合が多いため、波が大きくなると沖に出るのが大変という側面もあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、サーファーは自分のスタイルや気分に合わせてサーフボードを乗り換えることが多いです。
このようにショートボードとミッドレングスはそれぞれ特徴が違います。
もちろんサーフボードによっても違いはあるでしょう。
nanazeroでは、ミッドレングスとショートボードの良いところを組み合わせたサーフボードのことをハイブリッドと定義しています。
2.WOOD SKIN サーフボード ハイブリッド HB01 ツインエッグ
nanazero ハイブリッドシリーズの第一弾として発売した「WOOD SKIN サーフボード ハイブリッド HB01 ツインエッグ（以下 HB01）」の特徴を紹介します。
このハイブリッドサーフボードはショートボードよりもハイボリュームでありながら、ミッドレングスよりも短く、ツインフィンの設定にすることで軽快にコントロールできるように設計されています。
2.1 ショートボーダーのリラックス用セカンドボードにオススメ
HB01は様々なレベル、目的に合わせて楽しめるサーフボードです。例えば、普段ショートボードに乗っている方は、HB01の驚くほど早い波キャッチが癖になるかもしれません。
また、乗ってみると見た目とは裏腹に、非常に軽快に反応してくれるHB01のコントロール性能にも驚くと思います。
いつものショートボードとは違い、イージーなパドリングと、気楽に波キャッチができ、ツインフィンらしく気持ちの良いターンを感じられるHB01。
ショートボーダーのセカンドボードとしてもオススメです。
2.2 ミッドレングスサーファーの短いボード練習用として
ミッドレングスは大きなラインでサーフィンができ、パドリングもイージーで、テイクオフも安定していて、乗っていてとても楽しいですよね。
でも時々、ショートボードのバシバシ動かすサーフィンもやってみたいと思う時もあります。
HB01はまさにこうしたミッドレングスのイージーな側面と、ショートボードの動かすサーフィンの両方を取り入れたハイブリッドサーフボードになります。
2.3 HB01はどんなサーファーに向いてるの？初心者でも大丈夫？
ハイブリッド HB01 ツインエッグ は、サーフィン経験者が楽しむことを想定しています。
サーフィン初心者にはミッドレングスのサーフボードの方が、波キャッチの確率が高くなり、乗れる本数も多くなります。
ミッドレングスサイズのサーフボードで安定してテイクオフができ、自分の意図通りにコントロールできるレベルの方にオススメできます。
またショートボードでテイクオフができるなら、ぜひハイブリッド HB01 ツインエッグに乗ってみてほしいです。
ショートボードよりも抜群に波キャッチが早く、パドリングもテイクオフもイージーなので、HB01のメリットを感じられると思います。
2.4 HB01のスペック
- 長さ6'0"(182.8cm)
- 幅 21 1/4"(54.0cm)
- 2 3/4"(7.0cm)
- 38.0L
- ボトム形状：ハルエントリー〜シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブ〜Vee
- レール形状：ミディアム〜ロー
詳しいスペックはホームページでご覧になれます。
3.ハイブリッドサーフボードのまとめ
- ミッドレングスとは呼べない
- ショートボードとも言えない
- 両方の良いところを組み合わせた新しいサーフボード
ハイブリッドとは、異なるものを組み合わせることを意味します。
ミッドレングスのようにイージーにパドリングができて、波キャッチも早い。しかしショートボードのように軽快に動かすことができる。
そんなサーフボードがあったら良いなという思いからハイブリッドサーフボードの製作が始まりました。
ミッドレングスでも、ショートボードとも言えないサーフボード。それが nanazero の考える「ハイブリッドサーフボード」というカテゴリーです。
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