ロングボード初心者がサーフボード選びで失敗しない方法を解説
こんにちはnanazero編集部です。本記事はロングボードの選び方を解説しておりますが、nanazero サーフボード のPRも含まれております。
ロングボードは現代において、最もスタイリッシュな趣味の一つとして注目されています。
リラックスしたスタイルで波をキャッチし、優雅に波に乗っていく。
そんな休日を送っているロングボーダーのクオリティ・オブ・ライフってとても憧れますよね。
本記事ではスタイリッシュなライフスタイルを楽しみたいロングボード初心者の方が、ロングボード選びで失敗しやすいポイントと、失敗しないための方法をまとめて解説しています。
この記事がロングボード選びの参考になれば幸いです。
1.サーフィン ロングボード初心者のための選び方
サーフィンのロングボードは、数あるサーフボードの形の中で最も波をキャッチしやすく、サーフィンの醍醐味である「波に乗る」という特別な体験を感じやすいサーフボードです。
現代において、自分のロングボードで自然の波に乗るという体験は、究極の非日常アクティビティであり、最もカッコいいライフスタイルの一つであると言えます。
しかし、ロングボードは非常に大きいため、取り扱い方法がむずかしく、価格も高価です。
「サーフショップでおすすめされたロングボードを30万円で買ったけど、結局5万円で買えるソフトボードの方が乗りやすくてずっとソフトボードに乗っています。」
という声も少なくありません。
この章では、ロングボード選びで失敗しないために、一つ一つロングボードの選び方を解説しながら、初心者が失敗しないための方法を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
ロングボードの基礎知識
ロングボードはサーフィンの醍醐味を最も味わいやすいサーフボードの形です。「ロング」という名前が付いていることから、サーフボードの長さが長いのが特徴ですが、サーフボードが長くなることで、サーフボードの容積が増え、水面に浮かぶ力が強くなり、推進力も高くなります。
そのため、波キャッチがとても早く、安定したテイクオフができ、パドリングも楽チンなのでサーフィン初心者から、体力に自信がない経験者までリラックスして楽しむことができるのが特徴です。
他にもサーフボードには、長さが短いショートボード、注ぐらいの長さのミッドレングスなど、サーフボードサイズの長さで大分類されることが多いです。
ロングボードの種類
- シングルフィン
- シングル+サイドフィン
- パフォーマンスタイプ
- クラシックタイプ
- ノーズライダータイプ
ロングボードの種類は色々ありますが、初心者の場合、デザインの違いはそれほど気にしなくても良いでしょう。
波をキャッチしやすく、パドリングがラクで、サーフボードのコントロールもできるロングボードを選ぶようにしてください。
シングルフィンとシングル+サイドフィンの違い
ロングボードにはフィンが一つ付けられないシングルフィンのボードと、シングルフィン+サイドフィンが付けられるタイプがあります。
シングルフィンが一つだけのタイプのロングボードは、安定した波キャッチに加えて、真っ直ぐ進む力があるので波を気持ちよくキャッチすることができます。
シングルフィン+サイドフィンがあるタイプは、フィンの組み合わせによってコントロール性を高めたり、直進性を高めたり、回転性を高めたりすることができます。
どちらが正解というものはありませんが、まずはロングボードで波をキャッチする経験を増やしていくのがオススメ。
そのためにはシングルフィンのロングボードを選ぶと良いと思います。
ロングボード 適切なサイズの選び方
- 体重50kg〜68kg:9’0ft
- 体重68kg〜90kg:9’2~9’6ft
- 体重90kg以上:10ft〜
ロングボードに適切なサイズ選びはありません。ご自身のライフスタイルやロングボードを楽しむスタイルに合わせて変化しても良いのです。
ただし、一般的には体重に対してサーフボードの長さを長くしていくという考え方もあります。
素材やシェイプデザインによっても変わってきますが、上記の数値を参考にしながら選んでみてください。
2.ロングボード 初心者にオススメのボード素材
ロングボードはサーフボードの素材によっても、大きく乗り味が変わってきます。一般的にはPU製、EPS製、ソフトボードの3種類から選ぶことになるでしょう。
ロングボードに使われる代表的なボード素材
- PU
- EPS
サーフボードの素材は様々ありますが、現代のサーフボード市場において主流となっているのは、PU(ポリウレタン製)とEPS(エクスパンダブルポリスチレン)です。
またよく言われているソフトボードにも種類が様々で、スポンジ素材で成形されたソフトボードと、EPSサーフボードをソフトフォーム素材で包んだ形状のソフトボードがあります。
それぞれ特徴が違うので、どれが乗りやすくて、どれが乗りにくいというものはありません。
PU素材のサーフボードは一般的なサーフボードによく使われています。ただし耐久性が低いため、小さな衝撃でも壊れやすく、重さもあるので腕力に自信がない方にとっては、持ち運びが面倒という側面もあります。
EPSはPUと比べて製造コストが上がりますが、軽量で丈夫な素材のため耐久性も高く、持ち運びもしやすくなります。個人的には最も初心者にオススメできる素材です。
ソフトボードは様々な種類がありますが、EPSハードボードをソフトフォームで包んだソフトボードが人気です。外側がソフト素材で包まれているので、安全性が高いのが特徴です。
初心者が選ぶべきロングボードの素材
- 軽くて持ち運びが簡単
- 丈夫、耐久性が高い
- コストパフォーマンスが高い
上記3つの条件を満たしているものがオススメです。初心者の場合はソフトボードやEPS素材のロングボードがオススメです。
軽くて持ち運びがしやすいEPS製のロングボードも、車への積み入れや、階段の上り下りが楽になるのでオススメです。
3.コスパの良いロングボードと出会う方法
コスパの良いロングボードと、コスパが悪いロングボードは、ヒトそれぞれの考え方によって変わってきますので、ここでは「消費者にとってのメリット」という考え方で解説していきます。
ロングボードの平均価格帯
日本で売られているEPS製ロングボードの平均価格は15万円〜50万円と非常に幅が広いです。
なぜこんなに価格が違うのかというと、どれだけ中間業者のコストがかかっているかで変わってきます。
また、基本的にサーフボードはオンラインで購入すると送料もプラスされるので、実際の価格はもっと高くなります。
日本で買うブランドサーフボードはなぜ高いのか?
日本で販売されるブランドサーフボードの多くは、輸入代理店を通じて流通しています。輸入代理店は、製品を輸送し、関税を支払い、そして倉庫に保管します。これらのプロセスにはコストが発生し、その結果、サーフボードの価格は上昇します。さらに、卸売業者を通し、ショップに並ぶまでの間にも人件費や広告費などが発生します。
こうしたコストを最終的に支払っているのは、サーフボードを購入する消費者のサーファーです。
日本のサーフボード市場はこのような仕組みで販売されるため、日本で買うロングボードやサーフボードは高価になりがちです。
中間コストを削減した価格でロングボードを手に入れる方法
現代ではテクノロジーが進化して、不要な中間コストを削減し、コスパ良くサーフボードを手に入れる方法もあります。それはD2Cブランドからサーフボードを買うことです。
D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)というビジネスモデルは、メーカーが直接消費者に製品を届ける方式で、これにより多くの中間コストを削減することが可能です。中間業者を通さずに製品を販売することで、消費者にとっての価格を抑えることができます。
現代では Apple やユニクロなどあらゆるブランドがD2Cというビジネスモデルを採用しており、実はサーフボードもD2Cブランドも増えています。
nanazeroはEPSサーフボードのD2Cブランド
nanazeroはオンラインショップ限定でEPSサーフボードを販売しているD2Cブランドです。
一般的なロングボードが15万円以上(送料別)で販売されているのに対し、nanazero WOODSKIN ロングボード LOG01 は¥128,000(税込、送料込み)ですので、一般的なロングボード相場価格と比較してもコストパフォーマンスは高いです。
LOG01の詳細は公式サイトから確認できます。
nanazero WOODSKIN サーフボードロング LOG01
4.ロングボードの失敗しない選び方
ロングボード初心者はコスパに優れたロングボードを選ぶのがオススメです。
スペック面では「シングルフィン」で波キャッチが速いものを選びましょう。
最初はどんなサーフィンができるか分からないため、どういうロングボードが向いているか判断するのは難しいかもしれません。
そのため、できるだけ15万円以下で購入できるコストパフォーマンスに優れたロングボードを選ぶようにしましょう。
目的の違うサーファーのオススメはサーフィンの楽しみには繋がらない
ロングボード選びで失敗しない方法は、サーフィンを楽しむ目的に合わせることです。
例えば、一般サーファーの多くは競技に出場せず、趣味として楽しむことが多いですが、なぜか競技選手が発信する情報を参考にしていることが多いです。
それってどういうことかというと、自転車レースに出場する選手がオススメする自転車を、初めての自転車に選ぶようなものです。
こうした道具選びのミスマッチがサーフィンの世界では日常的に起こっています。
目的が近いヒトの口コミを参考にする
一般サーファーの場合、すでにサーフィンを楽しんでいる一般サーファーの口コミを参考にしましょう。
ロングボードを選ぶときも、SNSの口コミやレビューは大いに役に立ちます。
Instagram や SNS の口コミを活用できれば、サーフボード選びで失敗する確率は低くなります。
環境保護活動にアクションを起こそう
サーフィンは自然をフィールドにするアクティビティです。サーファーにとって地球環境を考えて行動することは特別な意味を持っています。
例えばPU製ではなくEPS製のサーフボードを選ぶことで、環境負荷が小さいサーフボードを選ぶことになります。
また環境保護団体に資金援助を行うことも、重要な意味を持ちます。
例えば Patagonia社のように「1% For The Planet」に加盟している企業の製品を選ぶことで、自分のお金を環境保護団体に寄付することができます。
Patagonia 創設者のイヴォン・シュイナードは著書で「消費者の選択が企業を変える」という言葉を何度も繰り返していますが、サーファー一人一人の選択肢を変えることで世界は変わっていくかもしれません。
同じサーフボードを選ぶにしても、環境負荷が小さいサーフボードを選ぶ。支払ったお金の1部が地球に使われている企業を選ぶ。
このような行動がサーファー全体の社会的地位向上に繋がっていくため、消費者の選択はとても重要です。
5.ロングボード選びで失敗しないコツのまとめ
ロングボード選びで失敗しないコツは、サーフィンの目的に合わせて選ぶことが大事です。
波キャッチが早く、コントロールもしやすいロングボードがオススメです。
またコスパに優れたサーフボードはD2Cブランドです。中間コストが乗っかっていないので、ユーザーにとっては割安感を持って購入することができます。
また口コミやレビューは、サーフィンレベルや目的が近いサーファーの声を参考にするようにしましょう。
最後に、地球環境のことも考えてサーフボードを選ぶことも大事です。
サーフィンはスポーツでもあり、アクティビティでもあり、ライフスタイルでもあります。
単に上手くなれば良いというわけではなく、自分の人生を反映させることで、スタイルが生まれ幸福感が高くなります。
とりわけロングボードは乗り手のライフスタイルが色濃く現れるため、現代において最もカッコいい趣味の一つかもしれません。
このようなサーフィンの世界に足を踏み入れようとしている初心者さんは、覚悟を持ってサーフィンを始めてください。
1度でも「自分のロングボードでサーフィンをする」という究極のアクティビティを体験してしまうと、2度とやめることができなくなります。
ぜひ本記事を参考にして、あなたのサーフィンライフ、ロングボードライフを楽しんでください。
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