サーフィン用リーシュコード完全ガイド【2025年版】

サーフィンを安全に楽しむために欠かせないリーシュコード。初心者の方は「どんなリーシュコードを選べばいいの?」「正しい付け方は?」と疑問を持つことも多いでしょう。また、経験豊富なサーファーでも、リーシュコードの選び方や付け方に間違いがあることもあります。
この完全ガイドでは、リーシュコードの基本から選び方、正しい付け方、メンテナンス方法まで、あなたのサーフィンライフをより安全で快適にするための情報を包括的に解説します。
目次
1. リーシュコードの役割と重要性
リーシュコードは、サーファーの足首とサーフボードを繋ぐコードです。一見シンプルなアイテムですが、サーフィンをする上で非常に重要な役割を果たしています。
安全面での必要性
- サーフボードのコントロール: ワイプアウト(転倒)した際にサーフボードが流されるのを防ぎ、すぐに回収できます
- 他のサーファーの保護: あなたのボードが他のサーファーに当たってしまうリスクを軽減します
- ボードの紛失防止: 特に大きな波のコンディションでは、リーシュコードなしでボードを失うことはよくあります
- サーファーの命綱: 疲労時や緊急時にサーフボードは浮き輪の役割を果たします。リーシュコードはそんな命綱との繋がりを確保します
リーシュコードがないとどうなるか
リーシュコードなしでサーフィンをすると、以下のようなリスクがあります:
- ボードがショアブレイク(浅瀬)に流され、損傷する可能性
- 他のサーファーにボードが当たり、怪我をさせる危険性
- 沖に流されるボードを追いかけるために無駄なエネルギーを使う
- 体力が尽きた場合、浮力のあるボードに頼れなくなる
ポイント! リーシュコードは単なるアクセサリーではなく、あなた自身と周囲のサーファーの安全を守る重要な安全装備です。品質の良いリーシュコードへの投資は、長期的にサーフィンを安全に楽しむための基本です。
2. リーシュコードの基本構造と各部の名称
リーシュコードは単純な構造に見えますが、実は複数の重要なパーツで構成されています。各部の機能と名称を理解することで、より適切な選択と使用が可能になります。

アンクルカフ(足首部分)
- サーファーの足首に装着する部分
- クッション性と耐久性を兼ね備えた素材で作られています
- 強度の高いベルクロテープで固定します
- 一部の高級モデルにはキーポケットが付いています
コード(紐部分)
- アンクルカフとサーフボードを接続する伸縮性のあるコード
- 主にウレタン素材で作られており、適度な伸縮性を持ちます
- 太さは通常5mm〜9mmで、用途によって選びます
- nanazeroでは7mmを推奨しています(理由は後述)
スイベル(回転継手)
- コードの両端(アンクルカフ側とレールセーバー側)に配置
- コードの絡まりを防ぐために回転する機構
- ダブルスイベル(両端に配置)のモデルが一般的です
- 金属またはプラスチック製で、耐久性の違いがあります
レールセーバー(ボード接続部)
- サーフボードのレール(側面)に接触する部分
- ボードを保護するためのパッド付きで、サーフボードの損傷を防ぎます
- ボードとの接続部は、リーシュストリング(紐)を通して固定します
リーシュストリング(接続紐)
- サーフボードのリーシュプラグと接続するための細いコード
- 通常はウレタンまたはナイロン製
- 摩耗しやすい部分なので、交換可能なモデルが便利です
3. リーシュコード選びで重視すべき5つの要素
リーシュコードは「単なる紐」と思われがちですが、実は選ぶべき要素がたくさんあります。ここでは、品質の良いリーシュコードを選ぶための5つの重要なポイントを解説します。
1. 長さ選び(ボードの長さとの関係)
リーシュコードの基本的な長さ選びの公式は「サーフボードの長さ + 約1フィート(30cm)」です。この長さがあれば、ワイプアウト時にボードが戻ってきて危険な状況になるのを防ぎつつ、必要以上に長くなって絡まる心配もありません。
サーフボードタイプ | サーフボード長さ | 推奨リーシュコード長さ |
---|---|---|
ショートボード | 5'6"〜6'4" | 6フィート |
ミッドレングス | 6'4"〜8'0" | 7〜8フィート |
ロングボード | 8'0"〜9'6" | 9〜10フィート |
ポイント! リーシュコードが短すぎると危険です。ワイプアウト時にボードが急に戻ってきて頭や体に当たるリスクがあります。一方、長すぎるとコードが絡まりやすくなります。適切な長さを選びましょう。
2. 太さ選び(7mmをおすすめする理由)
リーシュコードの太さは、主に5mm、7mm、9mmの3種類があります。nanazeroでは7mmを標準としてご提供しています。
太さ | 特徴 | 推奨用途 |
---|---|---|
5mm | 軽量、抵抗が少ない | 小波、競技用、軽量ボード |
7mm | バランスの取れた強度と操作性 | オールラウンド、ほとんどのコンディション |
9mm | 最大限の強度、耐久性 | 大波、ビッグウェーブ専用 |
7mmをおすすめする理由:
- 最適な強度と柔軟性のバランス:十分な強度を持ちながら、サーフィン中の動きを妨げない適度な柔軟性があります
- 幅広い波のコンディションに対応:小波から頭オーバーの波まで対応できる汎用性
- 耐久性と経済性の両立:極端に細いモデルより長持ちし、コストパフォーマンスに優れています
- 初心者から上級者まで使いやすい:扱いやすく、様々なスキルレベルに適しています

3. 素材と耐久性(ウレタン、リサイクル素材など)
リーシュコードの素材は、耐久性、伸縮性、環境への影響に直結します。
主な素材タイプ
-
ポリウレタン(一般的)
- 伸縮性に優れ、ほとんどのリーシュコードに使用される標準素材
- 適度な強度と柔軟性のバランスがあります
- 紫外線や海水による劣化があります
-
リサイクル素材(環境配慮型)
- リサイクルプラスチックやリサイクルウレタンを使用
- 環境負荷の軽減に貢献
- 適切な製造プロセスなら従来品と同等の性能を発揮
- nanazeroのEcoリーシュコードで採用
-
複合強化素材(高耐久タイプ)
- ウレタンコアに強化繊維を組み合わせた高耐久設計
- ビッグウェーブ向けの高強度モデルに使用
- 価格は一般的に高めです

nanazero Ecoリーシュコード - リサイクル素材を使用した環境配慮型モデル
4. スイベルの数と質
スイベル(回転継手)は、リーシュコードの絡まりを防ぐ重要なパーツです。
スイベルの重要性
- 絡まり防止: コードの回転によるねじれを解消し、快適なパドリングを可能に
- ストレス軽減: 絡まったリーシュコードは集中力を妨げる要因になります
- 安全性向上: 緊急時にもスムーズにボードとの接続を維持
重視すべきポイント
- ダブルスイベルの採用: 両端にスイベルがあるモデルが理想的です
- 材質: 高品質なステンレスやプラスチック複合素材のスイベルは長持ちします
- 回転のスムーズさ: 高品質なスイベルは、軽い力でもスムーズに回転します
- 錆びにくさ: 海水環境での使用を考慮し、耐腐食性に優れたモデルを選びましょう
nanazeroのリーシュコードはすべてダブルスイベル設計で、絡まりにくく長持ちします。
5. アンクルカフの形状と快適性
アンクルカフ(足首部分)の品質は、長時間のサーフィンセッション中の快適さを左右します。
アンクルカフの重要ポイント
- パッドの厚さとクッション性: 長時間のサーフィンでも足首に負担がかからない十分なクッション
- ベルクロの品質: 強力でありながら足首に優しい高品質ベルクロの採用
- 形状: 足首にフィットし、パドル中にずれにくいデザイン
- 素材: 皮膚への刺激が少ない素材を使用したモデルがおすすめ
- キーポケット: 車のキーなどを収納できる小さなポケットが付いたモデルが便利
おすすめ製品:nanazero Standard リーシュ
快適なアンクルカフと高品質なダブルスイベルを採用した7mmリーシュコード。詳しくはこちらをご覧ください。
4. サーフボードタイプ別の最適なリーシュコード
サーフボードのタイプや使用する波のコンディションによって、最適なリーシュコードは異なります。ここでは、各ボードタイプに合わせた最適なリーシュコード選びを解説します。
ショートボード用リーシュコード
ショートボードでは機動性と反応性が重要視されるため、リーシュコードも軽量で操作の妨げにならないものが理想的です。
最適な特徴:
- 長さ: 6フィート(ボード長さ+1フィート)
- 太さ: 一般的には7mm(競技向けには5mm)
- 機能: 軽量設計、最小限の水抵抗
ポイント! ショートボードの動きやすさを活かすため、競技志向のサーファーは細めの5〜6mmリーシュを好むことがありますが、サーフィンを楽しむ一般のサーファーには耐久性の高い7mmがおすすめです。
おすすめモデル:
- nanazero Standard リーシュ 6ft 7mm
- nanazero Eco リーシュ 6ft 7mm(環境配慮型)

ミッドレングス用リーシュコード
ミッドレングスボードは、ショートボードとロングボードの中間的な特性を持ち、適度な浮力と操作性を兼ね備えています。リーシュコードも同様にバランスの取れたものを選びましょう。
最適な特徴:
- 長さ: 7〜8フィート
- 太さ: 7mm(オールラウンド用途)
- 機能: バランスの取れた伸縮性と強度
使用シーン:
- 日常的なサーフィンセッション
- 小波から腰〜胸サイズの波まで
- ミッドレングスボード(6'4"〜8'0")
おすすめモデル:
- nanazero Standard リーシュ 7ft 7mm
- nanazero Eco リーシュ 7ft 7mm(環境配慮型)
ロングボード用リーシュコード
ロングボードは重量があり、クロスステップやノーズライディングなど独特の動きがあるため、強度の高いリーシュコードが必要です。
最適な特徴:
- 長さ: 9〜10フィート
- 太さ: 7mm〜9mm(波のサイズによる)
- 機能: 高い耐久性、適度な伸縮性
使用シーン:
- ロングボード(8'0"以上)
- クラシカルなロングボードスタイル
- ノーズライディングを行う場合
おすすめモデル:
- nanazero Standard リーシュ 9ft 7mm
- nanazero Eco リーシュ 9ft 7mm(環境配慮型)

ロングボードに適したリーシュコードの使用例
大波/小波による使い分け
波のサイズによってリーシュコードの選択基準も変わります。
小〜中波(膝〜胸サイズ)向け:
- 標準的な7mmタイプで十分対応可能
- 軽量で操作性を重視したモデルが適している
- リーシュコードの長さは標準(ボード長+1フィート)で対応可能
大波(頭サイズ以上)向け:
- 太さ7mm〜9mmの高強度タイプを選択
- ダブルスイベルは必須(絡まり防止が重要)
- 強度の高いレールセーバーを持つモデルが望ましい
- リーシュコードの長さは少し長め(ボード長+1.5フィート程度)を検討
おすすめ製品:nanazero Eco リーシュ
環境に配慮したリサイクル素材を使用し、様々なサイズをラインナップ。詳しくはこちらをご覧ください。
5. リーシュコードの正しい付け方
リーシュコードを正しく装着することは、安全性とパフォーマンスの両面で重要です。多くのサーファーが意外にも間違った方法で装着していることがあります。ここでは、正しい付け方と一般的な間違いについて解説します。
アンクルカフの正しい装着位置
- 装着する足: 右足利きのサーファー(右足後ろ)は右足に、左足利きのサーファー(左足後ろ)は左足にアンクルカフを装着します
- 装着位置: くるぶし(足首)の上、すねの下の位置が適切です
- ベルクロの締め具合: きつすぎず、緩すぎず、指1本が入る程度の締め具合が理想的です
- 方向: リーシュコードが踵側に伸びるように装着します(つま先側ではない)

ポイント! リーシュコードがつま先側に伸びる装着は危険です。パドル中に絡まりやすく、テイクオフ時に足を引っ掛ける原因になります。必ず踵側に伸びるように装着しましょう。
サーフボードとの正しい接続方法
サーフボードとリーシュコードを接続するには、リーシュプラグとリーシュストリングを使用します。
正しい接続手順
- リーシュストリングを折り畳む: リーシュストリングを半分に折り、ループを作ります
- リーシュプラグに通す: 作ったループをサーフボードのリーシュプラグの穴に通します
- リーシュコードを通す: リーシュコードのレールセーバー側をリーシュストリングのループに通します
- 引き締める: リーシュコードを引っ張り、結び目をしっかりと締めます
よくある間違いと危険な取り付け方
1. アンクルカフの間違った装着
間違い | 問題点 | 正しい方法 |
---|---|---|
つま先側にコードが伸びる装着 | 絡まりやすく、テイクオフ時に危険 | 踵側にコードが伸びるように装着 |
カフが緩すぎる | 波の力で外れる可能性がある | 指1本が入る程度の適度な締め付け |
カフがきつすぎる | 血行不良、不快感の原因に | 適度な締め付けで快適さを確保 |

2. ボードとの間違った接続
間違い | 問題点 | 正しい方法 |
---|---|---|
単純な結び目 | 強い力で簡単に外れる危険性 | ループスルー方式で強固に固定 |
レールセーバーの位置が不適切 | ボードのレールを傷つける原因に | レールセーバーをレールに密着させる |
リーシュプラグ以外に取り付け | ボード損傷、突然の外れの原因 | 専用のリーシュプラグにのみ取り付ける |


6. リーシュコードのメンテナンスと長持ちさせるコツ
リーシュコードは使い捨てではなく、適切なケアで長く使えるサーフギアです。定期的なメンテナンスで安全性を保ちながら、長期間使用することができます。
使用後のケア(塩抜きなど)
海水は塩分を含み、リーシュコードの素材を劣化させる原因になります。以下のケア方法を実践しましょう。
-
真水でのすすぎ:
- サーフィン後は必ず真水(水道水)ですすぐ
- 特にスイベル部分とベルクロ部分は丁寧に塩分を洗い流す
- ベルクロに砂が入り込んでいる場合は、指で軽くこすりながら洗い流す
-
自然乾燥:
- 直射日光を避けた風通しの良い場所で乾燥させる
- ねじれや絡まりがないようにまっすぐに伸ばして干す
- 湿った状態で長時間放置すると、カビや素材の劣化の原因に
ポイント! サーフィン後のリーシュコードのすすぎは面倒に感じるかもしれませんが、寿命を2倍以上延ばすことができます。特に夏場の高温時期は素材の劣化が早いので、丁寧なケアが重要です。
保管方法
リーシュコードの保管方法も寿命に大きく影響します。
適切な保管方法:
- 緩やかに巻いて保管(きつく巻くとコードに負担)
- 直射日光を避ける(UV劣化の防止)
- 高温多湿を避ける(70度以上になる車内での保管は避ける)
- ベルクロはきちんと閉じて保管(砂やゴミの付着防止)
- 他のギアと重ならないように保管(変形防止)
不適切な保管方法:
- 濡れたまま密閉された場所に保管
- 折り曲げてコードに負担をかける収納
- 重いものの下に置く
- 高温になる場所(車内ダッシュボードなど)での保管
劣化サインの見分け方
リーシュコードは消耗品です。以下のサインが見られたら交換時期です。
交換が必要なサイン:
- コードの亀裂や変色: 特に紫外線による白化や素材の硬化
- 過度の伸び: 本来の弾力性が失われ、ダラダラと伸びる状態
- スイベルの錆や動作不良: スムーズに回転しない、錆の発生
- ベルクロの粘着力低下: しっかりと固定できなくなった場合
- レールセーバーの摩耗: パッド部分が擦り切れている場合
劣化箇所 | 劣化サイン | リスク |
---|---|---|
コード部分 | 亀裂、硬化、過度の伸び | 突然の破断、ボード紛失 |
スイベル | 錆、回転不良、異音 | 絡まり、操作性低下 |
アンクルカフ | ベルクロ劣化、パッド潰れ | 装着不良、ボード紛失 |
レールセーバー | パッド摩耗、変形 | ボード損傷、接続不良 |
注意! リーシュコードは安全装備です。少しでも劣化や異常が見られたら、躊躇せずに新品に交換しましょう。ボードを失うリスクだけでなく、あなた自身や他のサーファーの安全にも関わります。
7. nanazeroリーシュコード製品ラインナップ
nanazeroでは、様々なニーズに応えるリーシュコードを取り揃えています。環境に配慮したモデルから、高品質なスタンダードモデルまで、あなたのサーフスタイルに合ったリーシュコードが見つかります。
Eco リーシュコード(リサイクル素材)の特徴

nanazeroのEcoリーシュコードは、環境への配慮と高性能を両立させた製品です。
主な特徴:
- サステナブル素材: リサイクルプロピレン・リサイクルポリウレタン・リサイクルナイロン使用
- 高性能設計: 環境に配慮しながらも妥協のない性能を実現
- ダブルスイベル: 絡まりを防止する高品質スイベルを両端に配置
- 柔軟なウレタンコード: 適度な伸縮性で安全性と操作性を両立
- キーポケット付き: アンクルカフに車のキーなどを収納可能
- 6ヶ月品質保証: 安心の品質保証付き
サイズ展開:
- 6ft (1.8m): ショートボード向け
- 7ft (2.1m): ミッドレングス向け
- 8ft (2.4m): ミニマル/ハイブリッド向け
- 9ft (2.7m): ロングボード向け
価格:
- 6ft: ¥3,980
- 7ft: ¥4,080
- 8ft: ¥4,180
- 9ft: ¥4,280
Standard リーシュコードの特徴

コストパフォーマンスに優れた日常使いに最適なスタンダードリーシュコードです。
主な特徴:
- ダブルスイベル設計: 絡まりにくい高品質スイベルを両端に配置
- 柔軟性と伸縮性: 優れたウレタンコードを使用
- 頑丈な構造: 耐久性を重視した設計
- PAHIO社製強力ベルクロテープ: 確実な固定を実現
- 6ヶ月品質保証: 安心の品質保証付き
サイズ展開:
- 6ft (1.8m): ショートボード向け
- 7ft (2.1m): ミッドレングス向け
- 8ft (2.4m): ミニマル/ハイブリッド向け
- 9ft (2.7m): ロングボード向け
- 10ft (3.0m): 大型ロングボード向け
価格:
- 6ft: ¥3,680
- 7ft: ¥3,780
- 8ft: ¥3,880
- 9ft: ¥3,980
- 10ft: ¥4,080
サイズ別の選び方
ご自身のサーフボードに最適なリーシュコードを選ぶためのガイドです。
サーフボードタイプ | ボード長さ目安 | 推奨リーシュ長さ | nanazeroモデル |
---|---|---|---|
ショートボード | 5'0"〜6'4" | 6ft | Standard/Eco 6ft |
ハイブリッド/フィッシュ | 5'8"〜6'6" | 6ft〜7ft | Standard/Eco 6ft/7ft |
ミッドレングス | 6'4"〜7'6" | 7ft〜8ft | Standard/Eco 7ft/8ft |
ミニマル/ファンボード | 7'0"〜8'6" | 8ft | Standard/Eco 8ft |
ロングボード | 8'0"〜9'6" | 9ft | Standard/Eco 9ft |
大型ロングボード | 9'6"以上 | 10ft | Standard 10ft |
選び方のポイント:
- ボード長さ+約1フィートを基本の公式とします
- 波質や使用状況に応じて調整(大波ならやや長め、競技用ならやや短めなど)
- 体格やスタイルも考慮(体重が重い方は強度のあるモデルを選択)
- 環境への配慮を重視する方はEcoリーシュコードがおすすめ
8. よくある質問(FAQ)
リーシュコードに関するよくある疑問と回答をまとめました。
リーシュコードの寿命
Q: リーシュコードはどのくらいの頻度で交換すべきですか?
A: リーシュコードの寿命は使用頻度や保管状態によって大きく異なりますが、一般的には以下の目安が参考になります:
- 通常使用(週1〜2回): 約1年〜1年半
- 頻繁な使用(週3〜5回): 約6ヶ月〜1年
- プロ/競技レベル(ほぼ毎日): 約3〜6ヶ月
以下の場合は、使用期間に関わらず交換をおすすめします:
- コードに亀裂や過度の伸びが見られる
- スイベルの動きが悪くなった
- アンクルカフのベルクロ固定力が低下した
- レールセーバーのパッド部分が摩耗した
ポイント! リーシュコードは命を守る安全装備です。多少のコストを惜しんで古いリーシュコードを使い続けるより、定期的に新品に交換する方が長い目で見れば経済的にも安全にもメリットがあります。
切れた場合の緊急対応
Q: サーフィン中にリーシュコードが切れてしまった場合、どうすればいいですか?
A: リーシュコードが切れた場合の対応手順:
- 落ち着く: パニックにならず、状況を冷静に判断します
- 安全優先: 自分の安全を最優先に考え、必要ならボードを一時的に手放すことも検討
- ボードの確保: 可能であれば、ボードを回収します(ただし、危険な状況では無理をしない)
- 岸への移動: 安全にショアに戻る方法を考え、必要に応じて泳いで戻ります
- 他のサーファーに注意: 浮遊しているボードが他のサーファーに危害を与えないよう注意を促す
予防策:
- 出発前にリーシュコードの状態を確認する習慣をつける
- 予備のリーシュコードを車に置いておく
- 大きな波のコンディションでは高品質の新しいリーシュコードを使用する
コンプ(サーフィン大会)での規定
Q: サーフィン大会でのリーシュコードに関する規定はありますか?
A: ほとんどのサーフィン大会では、リーシュコードの着用が義務付けられています。大会によって具体的なルールは異なりますが、一般的には以下のような規定があります:
- 着用義務: 競技中は常にリーシュコードの着用が必須
- 安全基準: 大会レベルに合った適切な強度と品質のリーシュコードを使用すること
- 長さ制限: 一部の大会では、ボードタイプに応じた適切な長さの規定がある場合も
- 破損時のルール: 競技中にリーシュコードが破損した場合の特別ルール(再走など)
大会に参加予定の方は、事前に大会規則を確認することをおすすめします。
環境に優しいリーシュコードについて
Q: 環境に優しいリーシュコードとはどのようなものですか?
A: 環境に配慮したリーシュコードには、以下のような特徴があります:
- リサイクル素材の使用: 再生プラスチックやリサイクルウレタンを使用
- 生分解性素材: 自然環境で分解しやすい素材を一部使用
- 製造過程の配慮: 環境負荷の少ない製造方法を採用
- 長寿命設計: 頻繁な交換が不要な耐久性の高い設計
- 環境団体との連携: 売上の一部を海洋保全団体に寄付するブランドも
nanazeroのEcoリーシュコードは、リサイクル素材を積極的に活用し、1% for the Planetを通じて環境保全活動に貢献しています。性能面でも一般的なリーシュコードと遜色なく、環境への配慮と高性能を両立しています。
サーフィン初心者向けのリーシュコード
Q: サーフィン初心者には、どのようなリーシュコードがおすすめですか?
A: 初心者の方には、以下の特徴を持つリーシュコードがおすすめです:
- 適切な長さ: サーフボード+1フィートの標準的な長さ
- 太さ7mm: バランスの取れた強度と操作性
- 高品質なスイベル: 絡まりにくいダブルスイベル設計
- 快適なアンクルカフ: 長時間の使用でも疲れにくいクッション性
- シンプルな取り付け: 複雑な機構がなく、簡単に装着できるモデル
初心者の方には、nanazeroのStandardリーシュコードがおすすめです。適切な強度と使いやすさを兼ね備え、コストパフォーマンスにも優れています。
おすすめ製品:nanazero Eco リーシュ
初心者から上級者まで、環境に配慮したリサイクル素材使用の高品質リーシュコード。詳しくはこちらをご覧ください。
9. まとめ:失敗しないリーシュコード選びのポイント
リーシュコードは安全装備であると同時に、サーフィンの快適さにも大きく影響するアイテムです。この記事を通して、リーシュコード選びの重要なポイントを理解していただけたと思います。最後に、失敗しないリーシュコード選びのポイントをまとめます。
選ぶ際のチェックリスト
-
長さ: サーフボードの長さ+約1フィートを基本に選ぶ
- ショートボード: 6フィート
- ミッドレングス: 7〜8フィート
- ロングボード: 9〜10フィート
-
太さ: 7mmを基本に、波質や体重で調整
- 一般的な使用: 7mm(nanazero推奨)
- 競技/特殊用途: 5mm(軽量・小波)または9mm(ビッグウェーブ)
-
素材・品質:
- ダブルスイベル設計
- 高品質ウレタンコード
- 耐久性のあるベルクロ
- 環境配慮型であればなおよい(Ecoリーシュ)
-
使用目的との一致:
- 日常サーフィン: Standard/Ecoリーシュ 7mm
- 大波/強い波: 耐久性の高いモデル
- 環境への配慮: Ecoリーシュ(リサイクル素材使用)
-
予算との兼ね合い:
- 高すぎる製品が必ずしも最適ではない
- 安すぎる製品は安全性や耐久性に問題がある可能性
- 適正価格帯(3,500円〜5,000円程度)で品質の良い製品を選ぶ
安全性を確保するための3つの習慣
-
定期的な点検:
- 使用前に亀裂や過度の伸びがないか確認
- スイベルの動作確認
- ベルクロの固定力チェック
- リーシュストリングの状態確認
-
適切なメンテナンス:
- 使用後の真水すすぎ
- 直射日光を避けた保管
- 定期的な劣化状態のチェック
- 異常があれば迷わず交換
-
正しい装着:
- アンクルカフは踵側にコードが伸びるように装着
- リーシュストリングは正しい結び方で
- レールセーバーはボードのレールに適切に配置
- 適度な締め付けのベルクロ調整

水中から見たリーシュコード - 正しく装着されていると操作の妨げになりません
nanazeroリーシュコードがおすすめの理由
- 厳選された素材: 高品質ウレタンと強度の高いベルクロ使用
- ダブルスイベル設計: 両端にスイベルを配置し、絡まりを防止
- 環境への配慮: Ecoリーシュコードは環境負荷の少ないリサイクル素材を使用
- 豊富なサイズ展開: あらゆるサーフボードに対応するサイズラインナップ
- コストパフォーマンス: 適正価格で高品質を実現
- 6ヶ月品質保証: 安心の品質保証付き
リーシュコードは「ただの紐」ではなく、あなたとサーフボードを繋ぐ命綱であり、サーフィンの安全性と快適さに直結する重要なギアです。適切な選択と正しい使用、定期的なメンテナンスを心がけることで、より安全で楽しいサーフィンライフを送ることができます。
nanazeroのリーシュコードは、安全性、快適性、環境への配慮を兼ね備えた製品です。あなたのサーフスタイルに合わせて、最適なリーシュコードをお選びください。
nanazeroの環境保護への取り組み
nanazeroは、主な活動場所である海や自然の保全活動への貢献を目的に、売上の1%を"1% for the Planet"を通じて環境保護団体に寄付しています。持続可能なサーフボード製造と環境配慮型のビジネスモデルを通じて、美しい自然環境を次世代に残すための取り組みを続けています。
監修者

ヒガシーサー
サーフィン歴20年、オンラインサーフィンスクール「コレクトサーフ」のアンバサダーを務め、誰でも簡単にサーフィン上達ができるハウツーを紹介。SNS総フォロワーは65,000人以上。