【保存版】サーフィン初心者のリーシュコード入門:失敗しない選び方と使用法
サーフィンを始めたばかりの方、おめでとうございます!波の上を滑る爽快感を味わうのが待ち遠しいことでしょう。
でも、その前に知っておくべき大切なことがあります。それが「リーシュコード」です。
リーシュコードは、サーフィンの安全性を高める重要なアイテムです。しかし、その選び方や使い方を間違えると、せっかくの楽しいサーフィン体験が台無しになってしまうかもしれません。
nanazeroには一般サーファー向けに最も適したリーシュコードを開発し、「リサイクル素材使用のリーシュ 6ft/7ft/8ft/9ft 7mm 」と「Standard リーシュ 6ft/7ft/8ft/9ft/10ft 7mm」を販売しています。
本記事の執筆は、20年以上のサーフィン経験を持つヒガシーサーです。今日は、初心者の皆さんにリーシュコードについて知っておいてほしいことを、分かりやすくお伝えします。
1. リーシュコードとは?初心者のための基本知識
サーフィンを始めたばかりの方にとって、リーシュコードは単なる紐のように見えるかもしれません。しかし、この「紐」が果たす役割は、サーフィンの安全性と楽しさを大きく左右するのです。
1.1 リーシュコードの役割と重要性
リーシュコードの主な役割は、サーファーとサーフボードを繋ぎとめることです。
これには以下のような重要な意味があります:
1. ボードの流出防止: 波に乗っている最中に落水しても、ボードが遠くに流されることを防ぎます。これにより、すぐに再度波に乗ることができます。
2. 安全性の確保: 大きな波や強い潮流の中でボードを失うと、非常に危険です。リーシュコードは、そんな危険な状況から身を守ってくれます。
3. 他のサーファーへの配慮: リーシュコードを使用することで、自分のボードが他のサーファーに当たるリスクを軽減できます。これは、混雑したブレイクでの事故防止に役立ちます。
1.2 リーシュコードの基本構造
リーシュコードは、主に以下の部分で構成されています:
1. コード本体: 伸縮性のある素材でできており、通常はウレタンやポリウレタンが使用されています。
2. レールセーバー: サーフボードに取り付ける部分です。ボードを傷つけないよう、幅広で柔らかい素材でできています。
3. アンクルストラップ: 足首に巻き付ける部分です。快適さと安全性を考慮して設計されています。
4. スイベル: コードの両端にあり、リーシュコードの回転を可能にします。
これにより、絡まりを防ぎます。 nanazeroのリーシュコードは、環境に配慮したリサイクル素材を使用しています。
例えば、コード本体にはリサイクルポリウレタンを、レールセーバーにはリサイクルナイロンを採用。サステナビリティを重視する方にもおすすめです。
リーシュコードは、一見単純な構造に見えますが、実は多くの工夫が詰まっています。次のセクションでは、初心者の方がリーシュコードを選ぶときのポイントについて詳しく解説します。
2. 初心者がリーシュコードを選ぶときのポイント
サーフィン初心者の皆さん、リーシュコードの選び方に悩んでいませんか? 適切なリーシュコードを選ぶことは、安全で楽しいサーフィン体験の第一歩です。ここでは、初心者の方々が知っておくべき、リーシュコード選びの重要なポイントをご紹介します。
2.1 適切な長さの選び方
リーシュコードの長さは、あなたのサーフボードの長さに合わせて選ぶのが基本です。具体的には、以下のような目安があります:
- ショートボード(6フィート前後): 6フィートのリーシュコード
- ファンボード(7〜8フィート): 7〜8フィートのリーシュコード
- ロングボード(9フィート以上): 9〜10フィートのリーシュコード
重要なのは、リーシュコードがサーフボードよりも少し長いことです。これには理由があります。
- 安全性:ボードが波に押されて戻ってきたとき、長めのリーシュコードならボードがあなたに直撃する可能性が低くなります。
- 操作性:短すぎるリーシュコードは、サーフィン中の動きを制限してしまう可能性があります。逆にボードに対して長すぎるリーシュコードは絡まりやすくなります。
ヒガシーサーからのアドバイス:「初心者の方は、サーフボードと同等の長さのリーシュコードを選ぶことをおすすめします。」
参考記事:【保存版】サーフボード選びに迷ったら読む!初心者から上級者まで満足のおすすめボード13選
2.2 強度と素材の選択
初心者の方には、強度と耐久性のあるリーシュコードがおすすめです。nanazeroのリーシュコードは、環境に配慮しつつも高い性能を持っています。
nanazeroのリーシュコードの特徴:
- 7mmの太さで一般サーファーに最適
- リサイクル素材を使用し、環境に配慮
- 6ヶ月の品質保証付き
「リサイクル素材使用のリーシュ」は、環境への配慮を重視する方におすすめです。一方、「Standard リーシュ」は、耐久性と使いやすさのバランスが取れた製品です。
以上が、初心者がリーシュコードを選ぶ際の主なポイントです。nanazeroの製品は、これらのポイントを十分に考慮して設計されています。
適切なリーシュコードを選ぶことで、より安全で楽しいサーフィン体験ができるはずです。次のセクションでは、リーシュコードの正しい使い方と注意点について詳しく解説します。
参考記事:サーフィン用リーシュコード 太さ7mm をオススメする理由
3. リーシュコードの正しい使い方と注意点
リーシュコードは、適切に使用することで初めてその効果を発揮します。ここでは、初心者の方が特に知っておくべき、リーシュコードの正しい使い方と注意点について詳しく解説します。
3.1 サーフボードへの取り付け方
1枚目はNG例です。
画像2枚目のように付けるようにしましょう。
リーシュコードをサーフボードに正しく取り付けることは、安全性を確保する上で非常に重要です。以下の手順に従って、確実に取り付けましょう。
- リーシュプラグの確認: サーフボードのテール(後ろ)部分にあるリーシュプラグを見つけます。
- リーシュストリングの準備: リーシュコードに付属しているリーシュストリング(細い紐)を用意します。
- ループの作成: リーシュストリングをリーシュプラグに通し、ループを作ります。
- 二重ループの形成: 重要: ループを2重にします。これにより、強度が増し、安全性が向上します。
- リーシュコードの取り付け: リーシュコードの端をループに通し、しっかりと引き締めます。
ヒガシーサーからのアドバイス:「リーシュストリングのループを2重にすることは、多くの経験者でも見落としがちなポイントです。この小さな工夫が、安全性を大きく高めるんですよ。」
3.2 足首への装着方法
リーシュコードを足首に正しく装着することで、快適にサーフィンを楽しむことができます。以下の手順を参考にしてください。
- 正しい足を選ぶ:
- レギュラースタンス(右足が後ろ)の人は右足首に
- グーフィースタンス(左足が後ろ)の人は左足首に装着します
- カフの位置調整: くるぶしの上、約2〜3cm位の位置にカフを巻きます。
- 適切な締め具合: カフを締める際は、指1本が入る程度の余裕を持たせます。締めすぎると血行が悪くなり、緩すぎると外れる危険があります。
- 向きの確認: リーシュコードが後ろ斜め45度くらいの角度になるように調整します。
- 動作確認: 足を動かして、リーシュコードが適切に動くか確認します。
ヒガシーサーからのアドバイス:「カフの締め具合は、サーフィン中に調整が必要になることもあります。最初は少し緩めにして、徐々に自分に合った締め具合を見つけていくのがコツです。」
参考記事:サーフィン リーシュコード 付け方は?経験者でも間違える結び方とは?
3.3 使用時の注意点と安全対策
リーシュコードを正しく使用するだけでなく、安全に使用することも重要です。以下の点に注意しましょう。
- 定期的な点検: 使用前に、リーシュコードに摩耗や損傷がないか確認します。特にボードとの接続部分や足首のカフ周りをチェックしましょう。
- 絡まり防止: パドリング時やテイクオフ時に、リーシュコードが足に絡まないよう注意します。必要に応じて、リーシュコードの位置を調整しましょう。
- 波から離れる際の注意: 大きな波から離れる際、リーシュコードを持って引っ張らないようにします。これにより、リーシュコードが切れたり、ボードが急に戻ってくる危険があります。
- ビッグウェーブでの使用: 特に大きな波に挑戦する際は、通常より太いリーシュコード(8mm以上)の使用を検討しましょう。
- 他のサーファーへの配慮: リーシュコードが他のサーファーの邪魔にならないよう、常に周囲に気を配りましょう。
ヒガシーサーからのアドバイス:「リーシュコードは安全のためのアイテムですが、使い方を誤ると逆に危険になることもあります。特に初心者の方は、これらの注意点をしっかり守ってサーフィンを楽しんでください。」
以上が、リーシュコードの正しい使い方と注意点です。次のセクションでは、初心者がよく陥るリーシュコードのトラブルと、その対処法について解説します。
4. 初心者がよく陥るリーシュコードのトラブルと対処法
リーシュコードは適切に使用すれば安全性を高めてくれますが、初心者の方々がしばしば遭遇するトラブルもあります。ここでは、そのようなトラブルとその対処法について解説します。
4.1 絡まり防止のコツ
リーシュコードの絡まりは、初心者が最も頻繁に経験するトラブルの一つです。
よくある絡まりのシチュエーション:
- パドリング中に足に巻きつく
- テイクオフ時に足を引っかける
- 波に乗っている最中にバランスを崩す原因になる
絡まり防止のためのコツ:
- 適切な長さのリーシュコードを選ぶ(ボードと同じ長さか、少し長めのものを選択)
- リーシュコードを後ろ斜め45度の角度に保つ
- パドリング時は、リーシュコードをボードの上に乗せる
- テイクオフ時は、リーシュコードの位置を意識する
ヒガシーサーからのアドバイス:「絡まりを完全に防ぐのは難しいですが、練習を重ねるうちに自然とリーシュコードの位置を意識できるようになります。焦らず、少しずつ慣れていきましょう。」
4.2 破損時の応急処置
リーシュコードが破損してしまった場合、すぐに使用を中止し、新しいものに交換するのが基本です。しかし、サーフィン中に破損した場合は、応急処置が必要になることもあります。
破損の種類と応急処置:
リーシュコードが破損、または亀裂が入った場合はなるべく早く岸に戻り、サーフィンを一時中止にしましょう。
リーシュコードの寿命は約1年なので、定期的に買い替える必要があります。
リーシュコードのトラブルは、適切な使用方法を学び、定期的なメンテナンスを行うことで大幅に減らすことができます。次のセクションでは、経験豊富なサーファーが実践しているリーシュコード活用のプロテクニックをご紹介します。
5. サーフィン経験者が教える、リーシュコード活用のテクニック
初心者の方がリーシュコードの基本的な使い方を習得したら、次は経験豊富なサーファーが実践している活用テクニックを学びましょう。これらのテクニックを身につけることで、より安全で効率的なサーフィンを楽しむことができます。
5.1 波の大きさに応じた使い分け
経験豊富なサーファーは、波のコンディションに応じてリーシュコードを使い分けています。
- 小波(膝下~腰くらい): 標準的な6mm〜7mmのリーシュコードで十分です。nanazeroの「リサイクル素材使用のリーシュ」や「Standard リーシュ」が適しています。
- 中波(胸から頭くらい): 7mmのリーシュコードを使用します。波の力が強くなるため、より強度のあるものを選びましょう。
- 大波(頭オーバー): 8mm以上の太さのリーシュコードを使用します。強度と耐久性が重要になります。
ヒガシーサーからのアドバイス:「波のサイズに合わせてリーシュコードを選ぶことで、安全性が高まるだけでなく、パフォーマンスも向上します。ただし、初心者〜中級者の一般サーファーには7mmの標準的なリーシュコードで十分です。私は基本的に7mmのリーシュコードでサーフィンを楽しんでいます。」
5.2 ビッグウェーブでの安全な使用法
大きな波に挑戦する際は、リーシュコードの使用方法も変わってきます。以下は経験豊富なサーファーが実践しているテクニックです。
- リーシュコードの長さを調整する: 大きな波では、通常よりも少し長めのリーシュコードを使用します。これにより、波に巻かれた際の衝撃を和らげることができます。
- クイックリリースシステムの使用: 一部の高級リーシュコードには、緊急時にすぐに外せるクイックリリースシステムが付いています。大きな波に挑戦する際は、こうした安全機能付きのリーシュコードの使用を検討しましょう。
- 定期的なチェック: 大きな波では、リーシュコードにかかる負荷も大きくなります。セッション中も定期的にリーシュコードの状態をチェックし、少しでも異常を感じたら使用を中止しましょう。
ヒガシーサーからのアドバイス:「ビッグウェーブでのサーフィンは、十分な経験と準備が必要です。リーシュコードの使用法だけでなく、全体的な安全対策をしっかりと学んでから挑戦してください。また、自分の技量を超える波には決して挑戦しないことが大切です。」
これらのテクニックは、経験を積んだ上で徐々に取り入れていくものです。初心者の方は、まずは基本的な使用方法をしっかりと身につけることに集中しましょう。安全で楽しいサーフィンライフのために、リーシュコードの重要性を常に意識してください。
6. まとめ:初心者のためのリーシュコード選びと使用のポイント
ここまで、サーフィン初心者のためのリーシュコードについて詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。
6.1 リーシュコード選びのポイント
- 長さ: サーフボードと同じ長さか、少し長めのものを選ぶ
- 太さ: 初心者〜中級者の一般サーファーには7mmが最適
- 素材: 耐久性とリサイクル素材の使用を考慮する
- 品質: 信頼できるブランドの製品を選ぶ(nanazeroのリーシュコードは6ヶ月保証付き)
6.2 リーシュコードの正しい使用法
- サーフボードへの取り付けは、リーシュストリングを二重ループにして行う
- 足首への装着は、くるぶしの上2-3cmの位置に、指一本入る程度の締め具合で行う
- リーシュコードが後ろ斜め45度になるように調整する
- 使用前に必ず点検し、摩耗や損傷がないか確認する
- 使用後は真水で洗い、陰干しして保管する
6.3 安全性を高めるためのアドバイス
- 絡まりに注意し、常にリーシュコードの位置を意識する
- 破損や亀裂を発見したら、すぐに使用を中止し新しいものに交換する
- リーシュコードの寿命は約1年なので、定期的に買い替える
- 自分の技量に合った波を選び、無理をしない
ヒガシーサーからの最後のアドバイス:「リーシュコードは、サーフィンを安全に楽しむための重要なアイテムです。正しい選び方と使用法を身につけることで、サーフィンがより楽しく、より安全になります。nanazeroのリーシュコードは、初心者の方にも使いやすく、環境にも配慮した製品です。ぜひ試してみてください。そして、何よりも大切なのは、海を楽しみ、尊重することです。安全に気をつけて、素晴らしいサーフィンライフを送ってください!」
リーシュコードについて、まだ疑問や不安がある方は、ぜひnanazeroのカスタマーサポートにお問い合わせください。経験豊富なスタッフが、あなたに最適なリーシュコード選びをサポートいたします。