適切なフォームで練習することで、安全かつ効率的に上達できます
サーフスケートは、陸の上でサーフィンのような感覚を楽しめる魅力的なスポーツです。基本的な乗り方を丁寧に解説していきますので、サーフスケート完全ガイドと合わせてご覧ください。
nanazero編集部 - サーフスケートの専門編集チーム。国内外のサーフィンインフルエンサーと連携し、最新のトレンドや技術を追求。サーフスケート設計・製造に携わる専門家を含む多様なメンバーで構成されており、幅広いユーザーに価値ある情報を提供しています。
ヒガシーサー - サーフスケート歴15年、ブログ歴15年。オーストラリア発の科学的サーフスケートメソッドを学べるオンラインスクール「コレクトサーフ」のアンバサダーを務め、40代から科学的にサーフィンが上手くなる方法をSNSで発信。初心者〜中級者が楽しめるサーフスケートの設計や開発にも携わる。Instagram フォロワー数 35,000人、YouTube登録者数 17,000人。
1. 平地でのサーフスケート基本テクニック
⚠️ 安全に関する重要な注意点：
- 必ず安全な場所で練習を行う
- 適切な保護具（ヘルメット、プロテクター）を着用
- 段階的に練習を進める
- 体調管理に気をつける
Step 1: 正しい立ち方の習得
正しい足位置と姿勢が安定したライディングの基礎となります
基本姿勢のポイント：
- 両足を肩幅に開き、前足をフロントトラック上に配置
- 後ろ足はテールのキック部分に置く
- 膝を軽く曲げて重心を下げる
- 両手を前に出し、骨盤を進行方向に向ける
Step 2: バランス練習
安全な場所でのバランス練習が上達の近道です
バランス練習のステップ：
- ニュートラルポジション（骨盤前向き、膝軽く曲げ、両手肘の高さ）を保持
- コンプレッション（軽い屈伸運動）で体の使い方を習得
- 体を左右に動かしてバランス感覚を養う
- 必要に応じて壁や支えを使用する
Step 3: プッシュオフの練習
正しい重心移動で安定したプッシュオフを実現
プッシュオフの重要ポイント：
- 両手を前足の膝の上に置き、重心を前足に移動
- 後ろ足でゆっくりと押し出す
- 最初は短い距離から始める
- 慣れたら徐々に手を膝から離す
Step 4: ターンの基本
体の向きと視線で自然なターンを実現
ターンの3つの基本原則：
- 目線は常に進みたい方向を見る（決して下を向かない）
- 両手で進行方向を指し示す
- 体全体で方向転換を意識する
より高度なターンテクニックについては、中級者・上級者向けサーフスケートテクニックをご覧ください。
2. 初心者がよく陥る4つの間違い
| よくある間違い | 問題点 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 横乗りの姿勢 | バランスが不安定になる | 骨盤を進行方向に向ける |
| 足元を見る癖 | バランスを崩しやすい | 視線を進行方向に向ける |
| 高すぎる重心 | 不安定な姿勢 | 膝を適度に曲げる |
| 腕を下げた姿勢 | ターンが困難 | ニュートラルポジションを保つ |
3. よくある質問（FAQ）
Q1: 練習に必要なスペースは？
基本練習なら10メートル四方程度のフラットな場所で十分です。カービング練習にはより広いスペースが理想的です。詳しい練習環境についてはサーフスケートの安全な乗り方をご覧ください。
Q2: 練習頻度の目安は？
週2〜3回、1回30分程度からスタート。慣れてきたら徐々に増やしていくことをおすすめします。
Q3: 必要な安全装備は？
初心者は特に、ヘルメット、手首・肘・膝のプロテクターの着用が必須です。
Q4: サーフィン未経験でも楽しめる？
もちろんです。むしろサーフスケートがサーフィンの入門として最適です。
Q5: 上達のコツは？
継続的な練習と、自身の動きの動画撮影による確認が効果的です。サーフスケートのカスタマイズも上達の助けになります。
まとめ
上達のための3つのポイント：
- 基本姿勢（ニュートラルポジション）の習得に時間をかける
- 段階的な練習で着実にスキルアップを目指す
- 安全に配慮しながら、楽しみながら継続する
基本をマスターすれば、こんなダイナミックな動きも可能になります
サーフスケートの基本テクニックをマスターしたら、次はサーフスケートトレーニングにチャレンジしてみましょう。より高度なテクニックの習得に役立ちます。