こんにちは、nanazero編集部です。

デッキパッドの貼り方で悩んでいませんか?正しい位置に貼れているか不安、剥がれてしまわないか心配...そんな声をよく耳にします。

この記事では、デッキパッドの基礎知識を踏まえた上で、サーフィン歴20年以上のヒガシーサーが、失敗しないデッキパッドの貼り方を動画付きで徹底解説します。

1. 貼り付け前の準備

デッキパッド_テール用_フラットタイプ_キック_横からの画像

1.1 必要な道具

  • ワックスリムーバー
  • アルコール(消毒用エタノール)
  • きれいな布
  • ヘアドライヤー(既存のデッキパッドを剥がす場合)
  • 定規やメジャー

1.2 サーフボードの清掃手順

  1. ワックスを完全に除去
  2. アルコールで表面を拭き取り
  3. 完全に乾燥させる

2. デッキパッドの正しい位置決め

デッキパッドの位置は、サーフボードのタイプによって異なります。サーフボードの種類別デッキパッドの選び方と配置について、詳しくは別記事もご覧ください。

2.1 ボードタイプ別の最適な位置

テール用デッキパッド

  • センターフィンタイプ:フィンの真上にキック部分が来るように配置
  • ツインフィンタイプ:フィンの間に配置
  • スラスタータイプ:センターフィンの前方に配置

フロント用デッキパッド

スイートスポット(重心がある位置)を目安に配置します。バランスポイントの見つけ方は以下の通りです:

  1. サーフボードを持って左右に振る
  2. 最もバランスが取れる位置を特定
  3. ノーズとテールが軽く感じる位置が最適

3. 貼り付けの手順

実際の貼り付け手順を動画で確認しましょう:

3.1 ステップバイステップの貼り付け手順

1. 位置の仮決め

  • デッキパッドを貼り付ける位置をマーキング
  • センターラインを基準に左右のバランスを確認

2. 保護シートの剥がし方

  • 一度に全部剥がさず、少しずつ作業
  • 接着面に触れないよう注意

3. 貼り付け作業

  • テール側から順に貼り付け
  • 気泡が入らないよう、中央から外側に向けて圧着
  • エッジ部分はしっかりと押さえる

4. 仕上げ

  • 全体を均等に押さえる
  • 1日程度、本などで重しを置いて固定

4. よくある失敗とその対処法

4.1 気泡が入ってしまった場合

  • 小さな気泡:端から中心に向かって押し出す
  • 大きな気泡:一度剥がして貼り直す

4.2 位置がずれた場合

  • 完全に接着する前であれば、慎重に剥がして貼り直し
  • 既に接着した場合は、ヘアドライヤーで温めて調整

5. メンテナンス方法

5.1 日常的なケア

デッキパッドを長く使用するためには、適切なメンテナンスが重要です。デッキパッドのメンテナンス方法と寿命を延ばすコツについては、別記事で詳しく解説しています。基本的なケアポイントは以下の通りです:

  • 使用後の真水でのリンス
  • 日陰での乾燥
  • 定期的な接着状態のチェック

デッキパッドの貼り付けは、準備と慎重な作業が重要です。また、失敗しないデッキパッドの選び方とおすすめ製品についても参考にすることで、より満足度の高い結果を得ることができます。この記事で解説した手順に従えば、誰でも失敗することなく、最適な位置にデッキパッドを貼ることができます。不安な場合は、作業前にもう一度動画を確認することをお勧めします。

執筆者・監修者情報

記事を書いたヒト

nanazero編集部

nanazero編集部 - サーフィン用デッキパッドの専門編集チーム。国内外のサーフィンインフルエンサーと連携し、最新のトレンドや技術を追求。サーフィン用デッキパッドの設計・製造に携わる専門家を含む多様なメンバーで構成されており、幅広いユーザーに価値ある情報を提供しています。

監修

ヒガシーサー https://pocketsurf.jp

ヒガシーサー - サーフィン歴20年以上。ブログ歴15年以上。オーストラリア発のサーフィン・サーフスケートメソッドを学べるオンラインスクール「コレクトサーフ」のアンバサダーを務め、科学的にサーフィンが上手くなる方法をSNSで発信。Instagram フォロワー数 35,000人、YouTube登録者数 17,000人。

関連記事はコチラ

10月 29, 2024